手作り工房  院内学級(あおぞら)

国府台小学校には院内学級があります。
国府台病院に入院している児童を対象とした学級です。
家庭から離れて生活している、頑張り屋さんたちです。
ドクターの許可が出た児童は本校まで通学しており、このクラスを、本校では「あおぞら学級」と呼んでいます。

今日は、「長期入院の子どもたちが笑顔になるワークショップ体験」を子ども劇場の方に開催していただきました。
「手作り工房 〜キラキラ・ワクワク・クリスマス〜」という企画です。

まずは、さいころ型の万華鏡をみんなで作りました。
除光液を綿棒に湿らせて光を入れる模様を作ります。
細かな部分にこだわる子もおり、集中して取り組みました。

私はこの後、仕上がるまではいられなかったのですが、なかなかすてきな万華鏡が完成したようです。
仕上がった万華鏡に満足し、交換して覗きあっていたそうです。
明日、見せてもらいたいなあ。
その他に、スポンジの土台で作るケーキ・クリスマスカード作りなどで楽しむことができました。
こんなにたくさんの道具を準備してくださり、目移りしてしまいそうです。

週末におうちの方に見せてあげたいですね。

今日は「10学級」で朝の読み聞かせをしていただきました。
早朝から、ご協力いただきありがとうございました。
あめんぼさんも今日は6年生のクラスに入って下さっていました。
朝の挨拶で遅くなりましたが、駆け付けてみると、最後のクラスが読み終えるところでした。
表紙の絵をじっくり紹介してくれていました。
次に、カバーを外して本当の表紙を見せてくださいます。
写実的な絵が描かれており、作者のこの絵本に対する思いを付け加えてお話していただきました。
絵本の楽しみ方を広げていただきました。

この方は、本校の保護者OBで、読み聞かせが発端となり、現在は大学の図書館でお仕事をされているそうです。
お子さんが卒業してからも、子どもたちに関わっていただき感謝しています。  (校長)