やさしい心 醸成中です

学級活動をしている学級がありました。
直前の国語の時間に「話し合いの方法」を学習したようで、その学びをさっそく活かして話し合いをしています。それにしても、意見の発表の仕方が立派です。
デイケアセンターの訪問でどんなことをしたら喜んでもらえるか」という内容でした。
近くの座席の友だちと相談をしたのち、発表タイムとなりました。
「肩もみをしたらよいと思います。」
「プレゼントをしたらよいと思います。」
「付け足しです。プレゼントは折り紙で作るといいよ。」
最後には、どんな結末になったのでしょう。
このような交流を通じて、やさしい心を育て、実践力を身につけていきます。

春にスポーツテストを実施しましたが、県や市への申請はこの時期になります。
それぞれの規準を超えると、運動能力章が授与されます。
本校では、もう少しで合格できそうな児童のために、再度チャレンジする機会を設けています。
校庭では、50メートル走、ソフトボール投げ。
体育館では、腹筋運動、立ち幅跳び、反復横跳びを実施していました。
みんな、自分がめあてとする記録がわかっているので、やる気満々に見えます。
腹筋を終えた児童に、「どうだった?」と尋ねたところ、「パスしました!」笑顔で答えてくれました。

音楽室でのすてきなできごとです。
6年生の歌声に惹きこまれ、この曲を歌えるようになりたいと思ってしばらく聞いていたところ、これから1年生がやってくるということでした。
9月の歌「With You Smile」・・・本校では月ごとに曲を決めて、機会あるごとに歌っています。
先月歌い続けているうちに、あまりにも1年生が上手になったので、6年生のもっときれいな歌声を聴かせたいということだったようです。
6年生の歌声を聴いている1年生は、耳を澄ませてじっと6年生を見つめていました。
2番からは、1年生も合唱に加わりました。1年生もなかなかやります。ぐっと明るい雰囲気になりました。
楽譜と1年生とを交互に見ている6年生の瞳 普段の教室での視線と違っています。
1年生と6年生の歌声、とってもすてきでした。
このような日常生活の中で、やさしさが醸成されていくものと考えます。
とてもあたたかな時間をありがとう。               (校長)