人権教室・授業研究

本校では、2学年と4学年で人権擁護委員の方にお越しいただき、「人権教室」を開催しています。
2学年では、なかよし。4学年では、いじめが主なテーマとなっているようです。
今回は、人権擁護委員の方2名にお越しいただき、4年生の各教室で実施していただきました。
仲間外れにされたら、仲良くするには等、意見を言えた子にも言えなかった子にも、「いじめはいけない」という、熱いメッセージが届けられました。

校内研究の一環として、市川市教育委員会指導課の先生を講師としてお迎えし、国語の授業研究を実施いたしました。
近隣校の実践を学び合うということで、市川小の校長先生も参加していただきました。
1年生は「詩の発表会をしよう」というテーマで、今日は教科書の「いろんな おとの あめ」という詩を真似て、自分で詩を作ってみました。
「ぴちゃん」「ぱしゃん」「ぽつぽつ」などなどいろいろな音が聞こえてきました。
できた子から、声に出して読む練習をして、最後に数人の子が作品をテレビに映し出し、マイクを通じて発表しました。

2年生は「『わすれられないおくりもの』の魅力を伝えよう!」というテーマで、今日は「わすれられないおくりもの」とは、いったい何だったのだろうという課題について、それぞれの根拠をもとに小さなグループで話し合いました。
授業後には、「いろいろな考えがあるんだなあ」という、感想を持つ子どももおり、子どもの素晴らしい感性を実感いたしました。

4年生は「生き物の命の素晴らしさを伝えよう!」というテーマで、今日は「ウミガメの命をつなぐ」という説明文の『要約』に挑戦しました。
大事なことを落とさないようにして、文章を減らすという作業に取り組みました。なかなか減らせない子、思い切りよく減らした子もいましたが、似た感想をもった3人グループで話し合い、要約を通じて自分が興味をもった部分について伝える準備を進めました。

放課後には国語部員が集い、講師を交えて指導計画や指導方法等について、成果が見られた点、課題となったと思われる点について、討議いたしました。授業を実践した先生だけでなく、参観した先生方にとっても、明日からの授業実践につながることを期待しています。
夏休み中に始まり、成績で多忙な中で指導案を作り上げ、今日まで授業を積み上げた先生方、頑張りましたね。(校長)